理学部講演会 宇宙物理研究グループコロキウム

講演題目:MeVガンマ線で観る宇宙と魅せる気球実験

講師: 水村好貴(京都大学大学院理学研究科研究員)
日時: 10月23日(火)午後18:30〜
場所: 理学部第3共同研究室

講演要旨:

MeVガンマ線による宇宙観測は、超新星爆発による元素合成や、活動銀河核ジェットの解明、ブラックホール近傍の強い重力場における粒子加速など、未解決現象を解き明かす為に重要である。しかしながら、MeVガンマ線のイメージング観測の技術難度と、大量のバックグラウンドガンマ線の存在により感度向上に至らず、X線やGeV-TeVガンマ線と比べて観測が進んでいない。従って、MeVガンマ線領域における新たな高感度検出器の開発が望まれている。 本講演では、MeVガンマ線天文学の現状と、電子飛跡検出型コンプトンカメラを用いたSMILE気球実験を紹介する。

問い合わせ先: 東海大学 理学部 物理学科 西嶋(ext. 3713)

物理学科先輩の大学生活体験談を聞きました

「大学生活を有意義に過ごすためには~先輩の体験談~」という講演会をおこないました.物理学科2年生などの学生さんが,有意義に大学生活を送るため,4年生,大学院生,卒業生の方に今まですごした学生生活をお話ししてもらいました.

聴講した学生さんからは「社会人、院生、4年生と様々な立場の先輩から、仕事や、大学院生活、就職活動について具体的なお話を聞くことができて、
自分の進路を考える上でとても参考になりました。具体的な目標を持ち、これからの大学生活を有意義に過ごしたいと思います」といった感想を頂きました.

金環日食観測プロジェクト2012

5月12日に「日食科学教室」、5月21日に金環日食中継番組を
行います.

  • 5月12日:日食科学教室

講師 滝川洋二,櫛田淳子

  • 5月21日各地の金環食を中継
  • フォトメディアコンテスト

募集期間6/1~9/15

詳しくは大学のWebサイト,ポスターをご覧ください.

120522.jpg(”ダウンロード”,”画像を保存”で大きなサイズが見られます)

櫛田准教授の研究紹介が東海大学新聞に載りました

理学部ニュースに掲載されました物理学科 櫛田准教授が,5月1日東海大学新聞の研究室紹介にも掲載されました.

理学部ニュース(追記:現在リンク切れしています.)

東海大学新聞

Webではバックナンバーしか公開されていないようですので一ヶ月後にまたご報告を.

他の記事には物理学科4年中面君のドイツ留学記事もありますね.

東海大学には海外派遣留学プログラム制度があり,物理学科の学生さんも積極的に利用しています.

物理学科の学生さんは,ドイツの大学によくゆく気がする?(個人的感想).

4月21日に科学喫茶を行います

5月21日に観測することができる金環日食はなぜ起こるのか?
安全に観るための観測装置を自分たちで作ろう!
東海大学の比田井昌英先生の講演会、工作教室を4月21日(土)に開催します。
どなたでも無料で参加していただけるので、ぜひお越しください。
参加者には日食メガネをプレゼントします!

2011年度卒業研究発表会が行われました

11年度の卒研発表が行われました.
東海大学理学部物理学科では,基礎物理から応用物理,
理論,実験,シミュレーションなど様々な卒業研究が行われています.

卒業研究タイトルの一部

  • 核融合ダイバータの閉構造化による再結合プラズマの基礎特性
  • 脈動変光星DH Pegの光学観測ガンマ線連星HESSJ0632+057の近赤外線観測
  • ミューオンの寿命と捕獲確率
  • 閉ループ内熱対流数値実験(自由度増大に伴って発現する乱流安定領域の検証)
  • 誘電分光法によるアクリル系高分子の動的分子挙動の解析
  • 時間領域測定による水分子ダイナミクスの解析と培養細胞の測定
  • 部分的に氷結したゼラチン-水混合系の誘電緩和
  • ラマン散乱分光法を用いたガス検出に関する研究
  • 二次の非線形光学効果を用いたモード同期レーザーの研究
  • フェムト秒レーザーを用いた水による広帯域スペクトル光発生原理の研究
  • シュバルツシルト解から導く重力赤方偏移
  • 特殊相対論とシュレディンガー方程式
  • 非対称ダークマターの存在量
  • NJL模型におけるK中間子
  • 有限要素法によるチップ用ヒートシンクの熱伝導シミュレーション
  • 調和振動子の量子論