SSEがペットボトルツリーを作成しました

理学部物理学科の学生有志からなる「SSE(Supporting Science Experiment)」がペットボトルツリーを作成し,現在夕方の時刻にイルミネーションを光らせて1号館前に展示されています.SSEは、理科や科学の面白さを子どもたちに伝えることを目的に活動している団体で,今回は大学のイルミネーション作成に参加しました.

「今回は理学部代表としてSSE1,2,3年生を中心に藤城先生、藤城研究室の3年生にもご協力いただいてペットボトルツリーを作らせて頂きました。2週間という限られた期間での制作でしたが、工夫した点といえば出来る限りペットボトルのみを使用し、ツリーを立たせること、理学部らしさを出すために光ファイバーを利用したことなどです。今回のペットボトルツリー制作はSSEを今年引退する3年生にとってはサークル最後の、1,2年生にとっては2013年最後の活動となり、1年を締めくくるとても良いイベントとなりました。12月25日までツリーは点灯しています。制作者一同気持ちを込めて作りましたので、是非一度見て行ってください。」

就職支援・キャリア形成講座を行っています

3年生、修士1年生は本格的に就職活動を始めています。物理学科では、秋学期から集中的に企業やNPOの方々や卒業生を招きキャリア形成講座、大学院進学についてや就職活動体験談を行っています。

  • あつぎみらい21さんによる、キャリア形成講座
  • アルプス技研の皆さんによる「仕事研究セミナー」でのグループワーク
  • 大学院進学、就職活動の体験談

東京大学大学院進学,須田くんによる大学院進学体験談

新屋敷研大学院生の佐々木くんが,東海大学大学院に進学する利点を語ってくれました

4年生の就職活動体験談

大学院生がドイツ,バイロイト大学で海外研究活動をおこないました

ドイツのバイロイトにあるバイロイト大学 2013年9月
篠原

私は、ドイツのバイロイトにあるバイロイト大学のWerner Koehler教授の研究室に一ヶ月間滞在させて頂きました。研究室では主に非平衡熱力学の分野を扱っていて、レーザーを用いて様々な条件下の分子の挙動を調べています。その中で、私は屈折率を測定する実験装置の製作に携わりました。違う研究室で作業するのは良い緊張感もあり、多くのことを学びました。また、研究だけでなく、海外で生活するのは初めてでしたので、何をするにも全てが新鮮・びっくりの連続ですごく楽しい経験でした。

7月15日(祝日)キャンパス見学会受付中

7月15日(月)祝日に,東海大学に興味がある高校生を対象としたキャンパス見学会が東海大学湘南校舎でおこなわれます(祝日ですが,大学は授業日ですので生の大学生活と研究活動が見学できます).

ここで理学部見学コース 物理学科見学コースの募集をしています.

理学部コース 午前A21理学部全学科を見学しよう

理学部コース 午後P21理学部全学科を見学しよう

物理学科見学 午前A24理学部物理学科の実験授業と研究室見学

物理学科見学 午後P24理学部物理学科の実験授業と研究室見学

東海大学の授業や研究室を直に見てみたい方,学生や大学教員に質問してみたい方など

お気軽に見学にいらしてください(事前申し込み必要.定員があります).保護者の方も参加できます.

「宇宙を学べる大学合同進学説明会in九州」に東海大物理も参加します

6月23日(日)に「宇宙を学べる大学合同進学説明会in九州」が開催され、当学科も研究内容のポスターを掲示します。宇宙や天文に関心があり、その方面の大学に進学を考えている高校生の皆さん、大学院の情報が欲しい大学生の皆さんも含めて、ぜひご参加ください。

2013年度 「宇宙を学べる大学合同進学説明会in九州」

日時: 2013年6月23日(日) 10:30 – 16:00 受付10:00より(途中参加可能)
場所: 佐賀県立宇宙科学館ゆめぎんが 1F企画展示室・ガイダンス室
対象: 宇宙・天文等に興味のある中高生および保護者、理科担当・進路指導
担当教員、興味のある一般の方どなたでも
参加: 事前申し込み不要、参加費無料
(常設展示およびプラネタリウム観覧は料金が必要、佐賀県内の教員は無料)
http://www.yumeginga.jp/t_event/130623.php

宇宙セミナールで物理学科の教員が講義を行いました

大学院博士課程向けの「宇宙セミナール」で、早稲田大学の山田章一教授、東海大学理学部物理学科の河内明子准教授、北林照幸准教授の3名が講義を行いました。講義の内容は、山田教授が「Gravitational Colapse of Massive Stars(重たい星の重力崩壊)」、河内准教授が「Astronomy in multi-wavelength with multi-observation(多観測所が連携した多波長観測による天文学)」、北林准教授が「Particle Physics and Cosmology(素粒子と宇宙)」でした。この宇宙セミナールは国際的に活躍する人材の育成を目指し、英語で行われました。大学院生だけではなく、熱意のある物理学科4年生も出席していました。受講した大学院生は「英語で講義を聴くことは良い刺激になった。自分ももっと語学力を磨かなければ」と意欲を見せていました。

博士課程の前田君が第36回日本バイオレオロジー学会年会「奨励賞」受賞

物理学科,喜多先生の研究室に所属している博士課程の前田晃作君が,第36回日本バイオレオロジー学会年会学術奨励賞 (優れた発表をした若手研究者を審査の上決定し、賞状および副賞を授与する)を受賞しました.

研究発表

「温度勾配による糖およびエチレングリコール水溶液の輸送現象」
○前田晃作、篠原春香、喜多理王、新屋敷直木、八木原晋

新入生研修会(2013年4月6日)

新入生研修会を上野・浅草・東京スカイツリーで行いました。

上野公園から浅草まではフォトアドベンチャーです。5~6人の新入生と先生または先輩が加った少人数グループを作り、各グループ単位で地図と写真を頼りにクイズを探し答えていきました。出会ったばかりの同級生同士、先輩と先生達ともすぐに打ち解け、協力しながらゴールを目指しました。東京スカイツリー展望台からの景色はすばらしくこれまでの徒歩の疲れも忘れるほどでした。新入生研修会は交流を深める機会になりました。ここで出来た友人や先輩と先生達との交流は、これからの学生生活を円滑に進める上で役に立ちそうです。

井川大地 東海大学大学院理学研究科物理学専攻 修士1年(2012年度入学)

私は高校生の頃「宇宙のことを研究したい」という気持ちから東海大学物理学科に入学しました。そして大学4年生から東海大学宇宙物理研究室で宇宙について研究しています。現在は銀河の中でも特に活発で中心に巨大なブラックホールがあると考えられている活動銀河核や超新星爆発の衝撃波(超新星残骸)など高エネルギーな宇宙の現象を観測するためのチェレンコフ望遠鏡のカメラ開発と、チェレンコフ望遠鏡建設におけるシミュレーションを行っています。

宇宙について興味がある人は多いと思いますが私は宇宙のまだ謎の多い高エネルギー現象を解明することに関わりたいと思い現在このような研究をしています。チェレンコフ望遠鏡は天体から放射されるガンマ線をとらえることで高エネルギーな天体を観測するための望遠鏡です。まだ発見されていない高エネルギーな天体が数多く宇宙に存在すると考えられています。私はこのような天体を発見するために現在存在するチェレンコフ望遠鏡より性能の高いものを作るという最先端の研究をしています。

私が関わっている研究は27カ国の国際的なプロジェクト(CTA計画)で国内では主に東京大学や京都大学の方々と研究を進めています。東海大学の中だけではなく他の大学の方々と交流することにより、日々刺激を受け、「同じ研究をしている人に負けない」という気持ち持って共に研究をしています。

宇宙物理研究室に入ることによって、様々な人と関わり、宇宙について広い視野で学ぶことができました。皆さんも東海大学物理学科で物理を学んで、様々な人と関わり、自分を成長させてみませんか?

チェレンコフ望遠鏡を調整する井川君.