活躍する女性卒業生を特集した東海大学Webページ「卒業生からのメッセージ」に物理学科西嶋研究室卒業生の岸茜さんからのメッセージが掲載されています。
物理学科を卒業し、科学館でインストラクターをしている岸さんから,これから理系を目指す皆さんへの応援メッセージが掲載されています。
http://www.u-tokai.ac.jp/g_message/vol3.html
活躍する女性卒業生を特集した東海大学Webページ「卒業生からのメッセージ」に物理学科西嶋研究室卒業生の岸茜さんからのメッセージが掲載されています。
物理学科を卒業し、科学館でインストラクターをしている岸さんから,これから理系を目指す皆さんへの応援メッセージが掲載されています。
http://www.u-tokai.ac.jp/g_message/vol3.html
2月吉日4年生の卒業研究発表が行われました。以下は卒業研究タイトルの一部抜粋です。
私は卒業研究で放射線治療に関する研究をしています。「物理学科に進学して医療に関する研究ができるのか?」と思う方もいるかもしれませんが,物理学科では素粒子から宇宙まで自然界で起こる様々な現象を学ぶ事ができます。放射線もその一つです。また東海大学は総合大学なので物理学科の先生だけでなく医学研究科の先生方も研究のサポートをしてくれています。
物理の知識を生かせる職業の中に医学物理士という職業があります。医学物理士は放射線治療の安全性を保つ事や、患者さんに当てる放射線の量や当て方を考えるなど,物理の知識が直接人の為に役立つ職業です。「興味のある分野で誰かの役に立てる!」私はそう感じ大学院は医学物理士を目指すために医学研究科に進学します。
ですが入学当初,私は「宇宙の事を学びたい!」という気持ちだけで物理学科に入学しました。物理学科の授業は高校の授業ではやらなかったような幅広い専門分野を学べます。また実験の授業でも音波やプラズマ,レーザーなど,多様な分野の実験ができるので座学だけではわからない物理の楽しさを知ることができると思います。
私は実験の授業をきっかけに放射線に興味を持ちました。実験では放射線のエネルギーを計測しました。実際に目では見えない放射線ですが検出器で検出することにより間接的に放射線のエネルギーを見ることができます。私は「目には見えない物質がエネルギーを持っている」という所に興味をひかれ放射線について更に深く知りたいと思いました。そして研究室選びでは宇宙ではなく放射線に関することを研究したいと思い医学研究科と繋がりがあり,放射線治療について研究ができる櫛田研究室を選びました。この研究室で目標とする職業の存在を知ることができました。
今,将来の夢や目標が見つかっていない人もいるかもしれません。ですが幅広い分野が学べる物理学科で,私のように目標が見つかるかもしれません。きっと卒業する頃には今では想像がつかないような自分に成長していると思います。
平井
私が物理学科に入学したのは宇宙物理に興味があったからでした。しかし、大学の授業で様々な分野の物理学の基礎を学んだことで考えが変わりました。あっという間に4年になり、現在は分子物性研究室に所属し、高分子と水分子の運動や性質について研究しています。研究室での活動は、授業とはまた別で、世の中で明らかになっていないことを自分たちで明らかにしていくということに楽しさがあります。研究室の仲間や、先輩、先生方とコミュニケーションをとり、相手の話をきいて、自分の考えを述べ、議論を交わし有意義な研究生活を送ることができています。このような研究生活を送ることで、人として成長することができることはもちろん、就職活動にも役立ちますし、たくさんの友達と巡り合うことができました。
大学の4年間で学んだことは物理学のほんの一部にすぎないのかもしれませんが、地球上の様々な自然現象の原理原則を学ぶことができたというのは、私にとってすごく充実した、意味のある4年間でした。あなたも東海大学理学部物理学科で毎日がすばらしい研究生活を送ってみませんか?もしあなたが4年間の物理学科での学習で満足できない場合は大学院へと進学しましょう。
大浜
先日、SpainのBarcelonaにて、複雑系の緩和現象についての国際会議に参加してきました。ここでは、この分野を牽引している世界各国の研究者が一堂に会し、7日間に渡って様々な議論がなされました。私は卒業研究の時から現在まで取り組んでいるタンパク質水溶液の分子運動とガラス転移に関する研究を報告してきました。
修士課程ではそれまでとは異なる様々な経験を積むことができます。特に、国際会議参加や、共同研究者が在籍しているGreece、Athens工科大学滞在は私の研究活動、人生に大きな良い影響を与えていると感じます。普段では得難い体験が修士課程には有ります。物理を志した者として、修士課程に進学し、特別な一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
佐々木
理学部物理学科の学生有志からなる「SSE(Supporting Science Experiment)」がペットボトルツリーを作成し,現在夕方の時刻にイルミネーションを光らせて1号館前に展示されています.SSEは、理科や科学の面白さを子どもたちに伝えることを目的に活動している団体で,今回は大学のイルミネーション作成に参加しました.
「今回は理学部代表としてSSE1,2,3年生を中心に藤城先生、藤城研究室の3年生にもご協力いただいてペットボトルツリーを作らせて頂きました。2週間という限られた期間での制作でしたが、工夫した点といえば出来る限りペットボトルのみを使用し、ツリーを立たせること、理学部らしさを出すために光ファイバーを利用したことなどです。今回のペットボトルツリー制作はSSEを今年引退する3年生にとってはサークル最後の、1,2年生にとっては2013年最後の活動となり、1年を締めくくるとても良いイベントとなりました。12月25日までツリーは点灯しています。制作者一同気持ちを込めて作りましたので、是非一度見て行ってください。」
物理学科の学生が中心になって活動しているSSEが,建学祭でのイベント展示において優秀賞を受賞しました.
詳しくは東海大学 理学部ニュースをごらんください.
3年生、修士1年生は本格的に就職活動を始めています。物理学科では、秋学期から集中的に企業やNPOの方々や卒業生を招きキャリア形成講座、大学院進学についてや就職活動体験談を行っています。
東京大学大学院進学,須田くんによる大学院進学体験談
新屋敷研大学院生の佐々木くんが,東海大学大学院に進学する利点を語ってくれました
4年生の就職活動体験談
ドイツのバイロイトにあるバイロイト大学 2013年9月
篠原
私は、ドイツのバイロイトにあるバイロイト大学のWerner Koehler教授の研究室に一ヶ月間滞在させて頂きました。研究室では主に非平衡熱力学の分野を扱っていて、レーザーを用いて様々な条件下の分子の挙動を調べています。その中で、私は屈折率を測定する実験装置の製作に携わりました。違う研究室で作業するのは良い緊張感もあり、多くのことを学びました。また、研究だけでなく、海外で生活するのは初めてでしたので、何をするにも全てが新鮮・びっくりの連続ですごく楽しい経験でした。
7月15日(月)祝日に,東海大学に興味がある高校生を対象としたキャンパス見学会が東海大学湘南校舎でおこなわれます(祝日ですが,大学は授業日ですので生の大学生活と研究活動が見学できます).
ここで理学部見学コース 物理学科見学コースの募集をしています.
理学部コース 午前A21理学部全学科を見学しよう
理学部コース 午後P21理学部全学科を見学しよう
物理学科見学 午前A24理学部物理学科の実験授業と研究室見学
物理学科見学 午後P24理学部物理学科の実験授業と研究室見学
東海大学の授業や研究室を直に見てみたい方,学生や大学教員に質問してみたい方など
お気軽に見学にいらしてください(事前申し込み必要.定員があります).保護者の方も参加できます.