理学部ニュース
物理学科 学生の有志グループが小学生を対象にした科学実験教室を開催しました
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/science/news/detail/post_19.html
物理学科 学生の有志グループが小学生を対象にした科学実験教室を開催しました
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/science/news/detail/post_19.html
パラオ沖海上で見られる皆既日食の映像を東海大学望星丸から生中継!
この番組をインターネット配信します。
各地の日食風景をお伝えすると共に物理学科の櫛田淳子准教授が日食の仕組みを解説します。
放送予定 2016年3月9日10:00から10:30
詳しくは皆既日食特設ページをごらんください
東海大学ニュース
http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/shonan/news/detail/post_334.html
物理学科 大学院生がスーパーカミオカンデでの実験に参加しています
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/science/news/detail/post_12.html
第2回「がん治療の最前線」講習会を開催しました
医学物理士を目指す理学部物理学科の学生さんが参加しています
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/medicine/news/detail/post_10.html
物理学科の西嶋恭司教授と大学院生の伊藤恭平さんが参加するスーパーカミオカンデグループが、これまでの常識を覆しニュートリノの質量がゼロではない証拠を実験的に発見したことに対して、この研究を率いた東京大学宇宙線研究所の梶田隆章氏に今年度のノーベル物理学賞が授与されることが決定しました。
前身のカミオカンデ実験で、大気中で宇宙線によって生成されたミューオンニュートリノと電子ニュートリノの比が、理論的に予想される値と食い違うことが問題になっていました。その後スーパーカミオカンデ実験で精密に観測した結果、地球の裏側から来るミューオンニュートリノが予想の半分ほどに減っていることが確認されました。この結果は、ミューオンニュートリノが長い距離を走っている間にタウニュートリノに変化するニュートリノ振動という現象が起こっていることで説明ができ、このことはニュートリノの質量がゼロでは起こり得ないニュートリノ振動という現象を世界で初めて実証し、ニュートリノが質量を持っていることの証拠を発見したことになります。素粒子の標準理論を超える画期的な成果です。
西嶋研の歴代大学院生の多くがこのカミオカンデ、スーパーカミオカンデ実験に参加して研究をしていた経験を持ち、今も大きな自信になっていることと思います。
東海大学理学部物理学科同窓会では、下記の通り2015年度同窓会総会を開催いたします。久方ぶりに在学中のことを思い出していただきたく、御参加下さいますよう御案内申し上げます。
2015年度物理学科同窓会総会
日時:11月3日(火・祝) 12:00~13:00
場所:東海大学 湘南校舎 18号館6階 ユニバーサルプレート
議題:
1. 新役員の報告
2. 同窓会費会計報告
3. 同窓会賞授与の報告
4. 代議員の承認
5. 物理学科同窓会ホームページの活用について
6. その他
発表タイトル
皆さんのますますのご活躍を楽しみにしています。
高校ご卒業おめでとうございます。皆さんは今どんな気持ちで新生活を迎える準備をしているでしょうか?第一志望に受かった人希望する大学に受からなかった人、様々だと思います。思い返すと私は後者のパターンで東海大学に行くしかないと決まったときは、これまでの勉強時間が無駄になってしまったことに酷く落ち込んでいました。しかし大学時代に多彩な専門を持つ物理学科の先生方の授業や理系学生を対象としたサイエンス・マイスター育成プログラムなどを受講したことで、理系的な考え方を身に付けられたことは大きな財産になったと感じています。
大学院に進学してからは次世代チェレンコフ望遠鏡建設のグループに所属し、国内外の研究機関の研究者たちと2020年の運用開始に向けて、各分野での課題に取り組んでいます。私は主にチェレンコフ光をとらえるカメラと今後の観測天体の選択に関わる研究をしています。壁にぶつかるときもありますが大学時代に鍛えた問題解決能力は今に生きていますし先生方の手厚いサポートも受けることができています。
皆さんは高校を卒業しようやく一段落したところだと思いますが、本当に大切なのは「これから」です。高校で学んできたことを基礎にして「何を身に付けるか」だと思います。皆さんの大学生活がより良いものになるよう応援しています。
物理学科3年 小澤栄里
私は物理学科の学生が多く所属しているSSE(Supporting Science Experiment)というサークルで活動していました。
SSEでは、学校や科学館でのイベントで様々な実験を展示し、子どもたちに体験してもらうことで、科学の面白さを実感してもらうという活動をしています。
サークルでは、子どもたちに分かりやすく理解してもらえるような実験を作っています。実際に活動すると、自分では分かっているような原理でも、子どもたちに伝えるのはとても難しいと思いました。しかし、理解してもらえなくてもお互いに楽しんで、少しでも科学に興味を持ってもらえるようにしています。
さらに、SSEには物理学科の先輩がたくさんいるので、授業や大学生活について聞くことも出来ます。もちろん、同学年の友達も出来ますし、他大学の同じような活動をしている方々とも交流できます。
他のサークルでは、同じ学科に限らず様々な学科の人と交流できるので、より広い考え方を知ることが出来ます。
また、私は教職課程を履修しているので、SSEの活動を通じて子どもたちの反応を見ることで理科をどのように伝えればよいのかを学ぶこと出来ます。これがより分かりやすい実験を考える材料となり、将来、教育現場に出た時の大きな経験の1つとなります。
皆さんも物理学科で私のように将来につながる経験をしてください。
2月6日に理学部物理学科の卒業研究発表会を行います。
場所は18号館2階です。どなたでも参加可能です。
主な発表内容